不妊治療→妊娠の記録

1981年生まれ。2年にわたる不妊治療の末

不妊治療 その4 低温期ホルモン値検査

ホルモン値検査

2015年4月末の初診後すぐに風疹のワクチンを接種したため、2カ月間の避妊期間が必要になりました。その後、新婚旅行で2週間ほど海外渡航したりなんだかんだしているうちに時間は過ぎて、次の診察は8月初旬とだいぶ間があきました。

次にクリアすべき検査は低温期のホルモン値とと卵管造影検査です。

 

この日はホルモン値計測のための採血のみ行い、生理が来たら6-10日後に卵管造影検査を受けるようにとのこと。検査ができる曜日と枠数が決まっているため、生理1-2日目に必ず電話で予約をするよう念を押されました。

 

後日報告を受けたこの日のホルモン値は次のとおりで特に問題ないとのこと。

(低温期基礎値)

  • FSH: 7.65
  • LH: 6.56
  • E2: 30.27
  • PRL: 25.45

 

結果を受け取ってから自分でも調べてみたところ、PRLは少し高めのようでした。妊娠しにくい「高プロラクチン血症」なる病名もあると知り不安がよぎったものの、医師の判断を信じてとくにそこは深掘りしないことにしました。

 

情報との向き合い

その後わかっていったのですが、わたしの通っていたクリニックでは、医師やスタッフは治療にあたり患者が本当に知っておくべきことのみ絞って伝えるというスタンスをとっているようで、ホルモンについても個別の値がなにを意味しているかの説明は特になく、伝えられたのは数値に問題があるかないかのみでした。

 

いまの世の中、調べようと思えばかなり専門的な情報にまで誰もがアクセスできる状態にあります。妊娠を意識するようになってから、わたしもさまざまなキーワードで検索したり、不妊治療の体験記や専門の掲示板を貪るように読むのが習慣になってしまいました(妊娠した今、今度は妊婦生活について同じような検索地獄に陥っています)。

 

ネット上の情報の中には医学的根拠のないものも多数含まれていることは理屈としては理解していたものの、不妊治療を始めたばかりの素人にはどれが正しくてどれが間違っているのかの線引きは当然ながらできません。さらに悪いことに、時間を忘れて検索結果を上から順番にチェックしてしまったり、不妊治療ブログ記事をを遡って読みふけってしまうのは、「自分は不妊症で一生子どもができないのではないか」という強い不安に駆り立てられているからで、そうすると、「信じたいものを信じる」ほうにどんどん傾いていき、冷静な判断力はますます失われていきました。

 

わたしはこうして多少客観的に自分の心理状態を分析できる今になっても、スイッチが入るとこの検索地獄に驚くほどあっけなくはまりこんでいるのが日常です。妊婦検診で伝えられる胎児のサイズや自分の身体に現れる変化ーーこれらを検索窓に打ち込むことが心理状態にプラスにならないことのほうが多いことはわかりきっているのに、その誘惑に打ち勝つことができないのです。

 

キーワードを検索窓に入力する習慣のある患者が増えるほど、医師たちは伝える情報に慎重にならざるを得なくなるのは想像に難くありません。あくまで邪推の域を出ませんが、わたしの通っていたクリニックの情報提供のスタンスが先に述べたようなものになったのも、患者側のこのような現状がひとつ背景としてあるような気がしていました。

 

そう想像した上で、情報といかに向き合うか。わたしがとったのは、まず情報収集はもう気が済むまでとにかくやる。ただし治療方針や医療行為については専門家であるクリニックの医師の判断や発言を信じて従うーーという態度でした。乗り込むと決めた船が出航した以上、いまさら戻りたいとか針路を変えろとか船長に楯突くわけにはいきません。でも周りの景色や海の中がどうなっているかを観察してみるのは自由だし、船旅がより充実したものになる。ちょっとわかりにくいたとえですが、いま振り返ってみればそんな考え方をしていたように思います。

 

かなり脱線してしまいました。このペースで書いていくといつまで経っても現在に追いつかない予感…

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